2020年07月07日

お久しぶりです(人生を織りなす)

Mちゃんは、お引越しで4歳の時、他の市町村へ転所しました。
「せんせい、1年生になったよ」とランドセル背負って遊びに来てくれましたよ。

先生たちは大喜びでした。

私たちの喜びは、成長した姿をみることです。
2年の月日を飛び越え、みんな笑顔になりました。


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これまでもたくさんの卒園生、転所生が遊びに来ました。「中学入学です」「高校生になったよ」「大学生になりました」「保育士の養成校に行ってます」「体操で全国大会に行きます」「優勝しました」「学校代表です」「彼女が出来た」などなど、時は止まらず皆の成長がうれしいです。ニコニコ

一部写真を掲載します。

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ずいぶん前の思い出です。
バス停でバスを待っていたら、「お久しぶりです。お元気ですか?」と私の前に青年が立ちました。
びっくりした私に向かって「僕は0000です。覚えていますか?」と問われました。

「もちろんです。面影は全く変わっていませんよ。00君今どうしているのですか?」と問い直しました。
「僕は、今は東京の00大学4年生です。次の春に大学院へ行く予定です」
・・・そうかぁ、22歳ね。大きくなったなぁ。と涙が込み上げましたよ。(その子は多分33歳か34歳になっているでしょう)

私達保育者が園児一人一人と一緒に過ごす時間は、保育園卒園でお別れの時は6歳。学童まで一緒なら10歳、12歳までです。

でも子どもたちは、どんどん大きくなって自分の人生の糸を一本一本織りなします。
それぞれの糸で、それぞれの折り方で自分の布を織っていきます。

どんな布を織るのでしょうか?それは本当に自分が織りたい布なのでしょうか?
自分自身が本当に織りたい布であって、そしてそれがみんなのためになる布でしょうか?

その一助として「就学前の良い環境としてあり続けられる保育園」をこれからも模索し続けたいと思います。


ときどきその布の端をみせに来てくれたら嬉しいなぁと思います。











Posted by kazeuta at 12:56│Comments(0)
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