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Posted by TI-DA at

2022年01月26日

風のうたブログは、お引越し致しました。

〇お知らせ〇

風のうた保育園ブログはお引越ししました。

新しいブログはこちら

  

Posted by kazeuta at 13:54Comments(0)

2021年08月02日

発達のミルフィーユ~2歳児の秘訣~

2歳児クラスへ行くとゆったりと、そしてしっかりとルールのある空間がありました。
こどもたちはのびのびと自分のやりたいことをして過ごしています。
この日は4つの空間に分かれて遊んでいました。


〇おえかき/ぬりえ〇



〇ボール遊び〇




〇おりがみ〇



〇お庭で水遊び〇




この4つの空間すべてに2歳児にとって大切な発達を促すポイントが組み込まれていました!
それは「随意筋」を意識した環境です。


随意筋(ずいいきん)とは、自分の体を思い通りに動かせるようになる筋肉の事を言います。
※心臓の筋肉など自分の意思では動かせない筋肉を、「不随意筋(ふずいいきん)」と言います。


2歳児で随意筋、つまり自分の思い通りに手や足やその他の筋肉を動かせるようになると、身の回りのことを自分でできるようになっちゃいます。心身ともに成長する!っていうことなんですね~!

そして手は第二の脳、足は第二の心臓と言われています。
手指遊びなどの細かなコントロールをする、お散歩で大地を踏みしめて大きな筋肉を動かす事で、発達が促されます。
細か遊びと大胆な遊びの両方を経験していくうちに、できることが増えていくようです。

手指遊びや粗大な遊びをすることで、情緒の安定も促され感情のコントロール力も育つと言われていますよ~!


(トングを使って毛玉の移動中♬)


2歳児の発達は「なんでも自分で!やってみたい!」がメインテーマと言われています。
このテーマを専門的には「基本的生活習慣の自立」と言います。

基本的生活習慣の自立=身の回りのことができるようになる ということです!

つまり、
・トイレトレーニングがうまくいく!
・自分でお着替えできるようになる!
・自分で靴を履けるようになる!
・自分のカバンを持てるようになる!
などなど、生活を自分の力でできるようになっていくのが2歳児クラスの特徴です。



この”自分でやりたい時期”がチャンスなのです!
この時期を逃さず自分でやることの楽しさや達成感を味わせてあげると、幼児期でお母さんやお父さんに言われなくても自分でちょちょいとやってくれます。 発達過程にいる時に楽しみながら習得できるっていいですね~(*^^*)
温かく自立心を育むため、丁寧に発達を遂げられる環境を大切にしています。





〇 お ま け 〇

トイレトレーニングのモチベーションアップ♬



トイレへ行ったら、自分のお顔を「トイレ完了のキラキラゾーン」に移動します。



「紙パンツ」のゾーンと、「布パンツ」のゾーンがあって、布パンツへの憧れが湧くよう視覚的に表しています。



布パンツ(こどもたちはお姉ちゃんパンツ、お兄ちゃんパンツと呼んでいる)に自らの意思で移行できるような仕掛けのご紹介でした☺

毎日楽しく大切な力を少しずつ、ミルフィーユのように育てていこうね♡♡

  

Posted by kazeuta at 17:37Comments(0)

2021年07月20日

「学ぶ」の語源は「真似る」

”応答的な関わり”で、自立心や生活習慣が伸びていく環境の工夫とは??
今日は、保育士が具体的に意識しているポイントをお伝えします。


タイトルにもあるように「学ぶ」の語源は「真似る」だと言われています。

そして、子どもは”視覚優位”であることが分かっています。
つまり、「聞く」 より 「見る」 方が得意なんですね~

「聞く」 と 「見る」 のバランスを意識して、”真似しやすい”関わりを意識していますよ。


真似る(学ぶ)にはもっと大切な関わりがあります。
それは、「こどもがサインを出した時に関わる」です。
これを専門的に応答性といいます。


応答性を意識した関わり??
そう言われてもイメージしにくいですよね☺

それでは実際に保育士が意識していることを分解してみます。




これはお洗濯袋に衣類をいれるシーン。
0歳児クラスのお友だちはシャワーを終えてルンルンです♬

①伝える
まずはAちゃんに「タオルいれようね」とこれからやることを伝えます。



②見せる
伝えた後に顔写真を指でちょんちょん!
「ここにあなたのお顔がありますよ~!あなたの持ち物の場所ですよ~」と視覚的に知らせています。

いつも保育士がやっているので「わたしの顔はこれよね。もう分かるわよわたし」と知らせているAちゃん)


その次に、お洗濯袋を見せます。
この時も「これがAちゃんのお洗濯袋だよ」と目で見えるように知らせます。



③行動を見守る
するとAちゃんはゆっくりと近づきタオルを入れようとします。
やってみるけど中々できない…



④応答的な関わり(こどもがサインを出した時に関わる)
じーっと保育士の顔をみるAちゃん。目線で「手伝って」と訴えています。
「手伝うね」と一言添えて、お手伝いする保育士です。



主体的に過ごすということは、(子ども自身が)自分が何を好きで、何が苦手か知っておく必要があります。
0歳児クラスから、今の自分のできること・できないことを知る機会(経験)を大切にしています。


⑤喜びを共有
袋にタオルが入ると「やったー」とニッコリ笑うAちゃん。
保育士も一緒に「嬉しいね~」とパチパチパチ👏 笑顔で喜びを共有しています。





自分でやってみようとしたけどできなかった。
それを「手伝って」と他者に伝える力も「自立」という能力の一つだと言われていますよ。

手伝うときのポイントは
「大人が手伝ってるところを子どもが見ているか」というところで、
やっぱり基本は「見て学ぶ」を抑えた関わりを意識しています。


「見て学ぶ」と「自分を知る機会」、そこに「発達段階」も加わってきます。
(更に言えばその子の性格やその日の機嫌、体調、と色々ありますが割愛します)


分かりやすい例で言えば
0歳児クラスは「穴や隙間に何かいれたい!」という発達段階があります。


その特性をうまく利用して、
・お仕度



・ゴミ箱にオムツを捨てる



・ズボンの足入れ
(ズボンを開いて見せると、自分から足をあげていれてくれます。)
(まるで自分で履いているかのような援助!を0歳児の頃から心がけています。)




・指先遊び(ホース落とし)





・指先遊び(キャップ落とし)




など、本人にとっては遊んでいることでも実は生活や心身の発達に必要なことが伸びていく環境を用意する。この援助の仕方こそが保育士の専門性だなぁ~と思います。


これを毎日無理なく、生活や遊びを通し”主体的に”過ごせる環境が自立心を育む”しかけ”なのです。
1歳児クラスになる頃には自分の持ち物を一丁前に管理する姿は頼もしくて愛おしさが爆発しますね。


お迎えが来た時に自分で帽子とカバンを取りに行く姿なんて毎日見てても素晴らしくて泣けてきます!語りだすとブログを書く手が一生止まらないので今回はここまでといたします✍.  

Posted by kazeuta at 16:21Comments(0)

2021年07月16日

ちっちゃいけれど、一丁前!

慣れ保育から3ヶ月、乳児クラス(0・1歳児)の子どもたちは穏やかに生活していますよ。


お食事を食べる前に自分のタオルを取って、座りたいお席を選び、タオルを置きます。
食べ終わると保育士と一緒に、手と口を拭きます。
ベタベタした感触からさっぱり気持ちのいい感触を毎日味わい、清潔感を養います。


お口と手を拭いたらタオルを持って、



トコトコ歩いてある場所へ…



自分のお洗濯袋へ!ぽい!


1歳児クラスの高月齢(既に2歳を迎えた子もいます)はお手の物!

自分の持ち物が分かっています。




タオルを入れたら、遊ぶお部屋へ移動します。
(両手を振って大行進!)



(かわいいですね)


(あけて~と保育士に伝えます)






子どもたちの主体性と習慣を大切に日々生活(保育)をしています。
自立の素地は乳児から始まっているんだなぁ~と、毎年思う保育士一同です☺

無理矢理やらせなくても、言葉でビシバシ誘導しなくても、
適切な環境や関わり方を学んで意識すれば、自然と自立心を伸ばしていけるのだと実感しています。


1歳児クラスの低月齢ちゃんも素敵ですよ~!
4月に入園したお友だちも自分の持ち物が分かるようになってきています。

(食後、タオルを持って移動)


(自分のお洗濯袋へぽい!)



(これ僕のお顔だね!と指さし確認!)



(カメラ目線でばっちりぐーです☆)




毎日変わらずお食事までの流れや導線を過ごすうちに
目で見て、足で歩んで、手で触って、習慣が体に染み込んでいくようです。


自分の持ち物を準備して、使って、片づける、ということが楽しい時期なので
保育士も子どもたちも気持ちよく毎日を過ごしていますよ☺

この時期に応答的な関わりを大切にし、子どもたちの自立心や生活習慣が伸びていく環境を設ける事が要だと、子どもたちと生活しながら感じます。


この子はなんと!0歳児クラスの高月齢!(既に1歳を迎えています)


”自分でやりたい” ”穴や隙間に物を入れたくなる” 
という子どもの発達段階や性質をうまく取り入れて、自然と自立心を育んでいます。






これと同じ原理で、オムツポイーもお手の物な0歳児ちゃんです☆
(穴や隙間に物を入れたくなる)ぽいー!



(ヨチヨチだけど、一丁前です!)



”応答的な関わり”で、自立心や生活習慣が伸びていく環境の工夫とは??
実は、保育士が具体的に意識しているポイントがあるんです!
来週のブログで詳しくお知らせしますね🌻





  

Posted by kazeuta at 15:50Comments(0)

2021年07月12日

夏の日の、ほっこりした話。

走るのが大好きなこどもたち。
今日も気持ちのいい青空のなか、屋上で遊んでいました。

ふと、「先生、おれリレーしたいからバトン取ってきていい?」と年長の男の子。

どうぞー!と返事をすると、嬉しそうに二階の部屋にバトンを取りに行きました。
バトンとはちまきを持ってきてせっせと頭に巻いています。


それを見たお友だちが「僕もリレーやる!」「わたしもー!」と次々に仲間入りしていきます。


「水色チームが2人しかいないよー!」「だれか水色チームになってよー!」


「おれ水色に変わってもいいぜ!」


「水色チームは帽子を白にしないとね(はちまきの色を目立たせるため)」





子ども同士でチームのバランスを整えるやり取りが見事です。
4、5歳児にもなるとこれぐらいのことでは大人が入らなくても統制が取れちゃいます。
子ども同士の世界やルールが成り立っているのですね。

はちまきやバトンはもちろん、チーム決めや人数のバランス、
ポールを立ててコースを作るなどリレーに必要な準備を全てこどもだけでやってしまいます。

「先生は、いちについてよーいドンって言う人ね」
子どもに役割を言い渡される保育士。

なんだかとなりのトトロのめいちゃんの、あのシーンを思い出します。
「お父さん、お花屋さんね!」 役割分担を振れるのは主体的に遊んでいる証拠ですね。


準備ができると子どもたちの方から
「いいよー」と声をかけてくれるので、位置につくまで見守っています。

3歳児のK君が「ぼくもやるー!」とはちまきを握りしめてやってきました。
「いいよー、(はちまき)巻くから後ろ向いて」と5歳児のお兄ちゃん。

3歳クラスのこの子はルールが分かるのか?分からないのか?
不明だけれども、とりあえず気持ちを尊重して仲間に入れる4、5歳のお友だち。

オレンジチームと水色チーム、準備ができたところで…
「位置について!よーい…トン!」



楽しすぎて走りながら満面の笑みを浮かべる子や、
真剣な表情で両手の指をピン!とまっすぐ立てて走る子、
1週回ったら終わり、ではなく何回もひたすら走っていました。



3歳児のK君はというと、よそ見をしているうちに自分の番が抜かされていて
「ぼくもやるー!ぼくもやるー!」とちょっぴり泣きべそでした。が、
同じチームの子がすぐその様子に気付いて「次やっていいよ!」と順番を譲ってくれました。



とても嬉しそうにコースを一周し、次の人へバトンパス!


本来は走り終わったら一番後ろに並ぶのですが一番前に並んで、
「こっちだよー!こっちだよー!」と手を出しバトンパスの準備!


結果、3歳児のK君は誰よりも多く走っていました(笑)


それでも4,5歳の子は文句ひとつ言わず、3歳の子と一緒にリレーの楽しさを共有していました。
こうやって楽しさを経験していくことが大切だよなぁ。
細かなルールは遊びの中であとから自然についてくるのだなぁと
子どもたちをみてホッコリした夏の出来事でした。🌻  

Posted by kazeuta at 16:56Comments(0)

2021年06月21日

不思議なひまわり発見だーー!

梅雨が明けて、初夏がやってきましたね。
玄関先に植えたひまわりが大きな花をつけています。




てっぺんに咲いた大きな花の下に目をやると、ちょんちょんちょん、と小さな花がついています。
茎から小さな花が咲いてるー!
なにこのひまわりー!不思議ー!かわいいー!





でもあれ、これって、ひまわりなのかな?
ひまわりにしては真ん中の部分が小さいような…
それともそういう品種なのかしら。

調べてみるとひまわりの品種は100種類以上あるようで、なかなかピンとくるものは見つかりませんでした。
似たようなもので「スプレー咲きミニひまわり」という品種にたどり着きましたが、どうも真ん中の部分が違うような…。
”スプレー咲きミニひまわり”と言っていいものなのか、似て非なるものなのか…

<スプレー咲きひまわり>

<風のうたのひまわり>




茎の花が開いたのはここ数日のことなので、もう少し観察を続けて真ん中の部分が大きくなるか待つ事にしました!お花に詳しい方がいましたら、ぜひ品種を教えてください(*^^*)

因みにこのひまわりさんはハムスターのエサ(種)を植えて開花したものだそうです!
ハムスターのエサからも発芽して開花までするんですねーー!
花から種を取れるのか??これもまた観察しようと思います。

  

Posted by kazeuta at 15:41Comments(0)

2021年04月19日

みんなだいすき、こいのぼり




この場所、どこだか分かりますか?
実は、砂場(園庭)から見上げると見える景色なんです。


この素敵な眺めは、かんがるー組さんが見つけました。
園庭の砂場で遊んでいると突然、「あっ!」と嬉しそうに指をさしたんです。



「なにをみつけたのかな?」と見てみると、青空を背に優雅に泳ぐこいのぼりがいたのです✨
砂場の日よけが良い感じに綺麗ですね~。
見つけた子は嬉しそうにお友だちに知らせ、みんなで観ながら「こいのぼり」を歌っていました。
子どもたちの素敵な感受性に触れて、あたたかい気持ちで胸がいっぱいになりました。




こどもたちの大好きなこいのぼりの季節になりましたね。
お散歩していると「あっちにこいのぼり!」「こっちにもこいのぼり!」とうれしい発見がとまらない毎日です。各クラスのこいのぼりもスイスイ泳いでいますよ🎏

1歳児のときから現在(4歳児)までずーっとこいのぼりが好きな男の子のエピソードです。

ある日屋上へ行くと、二階デッキにたくさんのこいのぼりが泳いでいるではありませんか!
発見した男の子は「こいのぼりだ!!」と大喜びし、活動中、丸々ずっと眺めていました。



しばらくすると眺めながら口をとがらせて「大きいこいのぼりがいないね…」「明日はくるかな?」と呟いていました。
実はその時は掲揚式の準備期間中で、手作りのこいのぼりだけを泳がせていたのです。
本物(市販)のこいのぼりがいないことに気が付いたものの、その日は手作りのこいのぼりをじっくり眺めて満足していました。



それから数日後、二階デッキでこいのぼり掲揚式をしました。


その男の子はもちろん、幼児クラスのみんなも大喜び!
だいすきなこいのぼりを年長代表の子が泳がせます。
無事にあがったこいのぼりを見ながらみんなで「こいのぼり」のお歌を歌いました☺

(↑こいのぼり掲揚中!)

(手作りこいのぼり↑)

乳児クラスでも掲揚式をしましたよ!
にじ組の代表さんがあげています。




今日も風のうたの青空にはこいのぼりたちが優雅に泳いでいます。
  

Posted by kazeuta at 18:22Comments(0)

2021年04月01日

進級およびご入園おめでとうございます

さぁ、今日から!新年度が始まりましたね。
風のうた保育園では各クラスで進級式が行われました。

〇ひよこ組さん(0歳児クラス)
入園おめでとうございます。ようこそ風のうた保育園へ💗💗
はじめての登園でした~!がんばりました!
1時間の慣れ保育で元気いっぱいに泣いて笑って過ごしていました。
しばらくは泣いちゃう日が多いと思いますが、必ず慣れる日がくるので安心してお任せください💗


〇うさぎ組さん(1歳児)
進級&入園おめでとうございます。
あたらしく入園したお友達とはじめての顔合わせでした。
慣れ保育のお友達につられて「うえーーん!!」と泣いちゃう子もいました。
これは「共鳴」といって、社会性が育っているという証拠なんです。
乳児期(0歳、1歳児)は毎日がドラマの連続です!
感受性豊かなこどもたちの成長を日々共有できるようがんばります。

進級バッジは帰りに手渡しました☺(カルカンとともに)




〇かんがるー組(2歳児)
進級&入園おめでとうございます。
みんなで集まって進級式をするのは二歳児から行います。
はじめてのことにちょっぴりドキドキしながらも参加するこどもたち。


園長先生が名前をよんで、その子のところへバッジを届けにいきます。
「お返事してくれてありがとう。かんがるー組さんおめでとうございます。」と
バッジをつけてもらい嬉しそうな表情のこどもたちでした。

二歳児クラスは乳児期から幼児期への移行期です。
幼さが残りつつも出来ることがとっても増える、自立の年です。
この一年の成長がとても楽しみです。




◎幼児クラス◎(3.4.5歳児)
進級おめでとうございます。
待ちに待った進級式!みんなの部屋で行いましたよ。

〇にじ組さん(5歳児)
まずは年長クラスのおともだちからバッジをもらいました。
名前を呼ばれると「はい!」とお返事してバッジを受け取ります。
園長先生から「おめでとうございます。」と言われると「ありがとうございます。」とお礼の言葉を伝えていました。

節目の日はすごいですね。昨日と全然顔つきが違います。
もうすっかり”年長組さん”です。これからの成長も楽しみですね。



〇らいおん組さん(3歳児)
続いては年少クラスのおともだちがバッジをもらいました。
いよいよ幼児クラスの仲間入りです!
ドキドキソワソワでお尻が床から離れたりくっついたり!
嬉しさが体中から伝わる姿が愛おしいこどもたちでした。
これから心も身体も成長していくのが楽しみです。



〇くじら組さん(4歳児)
最後は年中クラスのおともだちがバッジをもらいました。
待ちくたびれたかな?と思いきや、目は期待に満ちて背筋はピンと伸びています。
”くじら組”の意識が体中から溢れていました!
名前を呼ばれると「はい!」とお返事。「ありがとうございます。」のお礼もばっちりです。
去年は緊張で一人でもらいにこれなかった子が、
今年は堂々とバッジを受け取っている姿を見てウルっときてしまいました。



それぞれのクラスの進級式。
こどもたちの目には希望の光がいっぱい詰まっていました。
わたしたち大人もこどもの育ちや感性、思考を応援できるよう環境を整えていきたいと思います。
今年度もどうぞ、よろしくお願いします。







  

Posted by kazeuta at 15:54Comments(0)

2021年01月15日

素敵な日常をおすそ分け

新年あけましておめでとうございます。
2021年は丑年ですね。今年も在園児/卒園児からの年賀状が届きました☺
在園児のかわいい姿や、卒園後の成長を見れることがとても嬉しいです。ありがとうございます。

さて今日は、常々”ブログに残しておきたいなぁ~”と思っていたことを綴ろうと思います。
二階のレストランルームの机には小さな小瓶がいくつもあります。
小瓶に飾られている花は子どもたちがチョイスして活けたものなのです。





二階デッキに咲いている花や、玄関に咲いている花、園庭に咲いている花を選んでハサミで切ります。

(カットする)

切った花を保育室でほぐし、カットして小瓶に活けます。

(ほぐす)


(小瓶に活ける)


(どこに置こうかな?)


(こっちのと交換した方がいいんじゃない?わたしが持っとくよ!)


(花を飾る)


花を選び、カットし、小瓶に活けて、レストランルームに飾る。
この時の子どもたちの優しい眼差しが、なんとも素敵で愛おしいのです。



(僕が選んで切って飾ったんだ~♪)


(満面の笑み)


(わたしは黄色と赤色の花を一緒に飾ったわ♡)


元々この花たちは保育士が飾っていました。
小瓶に合わせて花の長さを調整している姿をみて、「なにしてるの?」と興味を示した子がいたので「一緒にやってみる?」と誘ったことから始まりました。

「どの花がいいかな?」「これにしよう」
「花が落ちないように優しくカットしよう」
「お水が必要だね」「お水を入れよう」
「飾ってきていいの?」「どの机に飾ろうかな」


”花を飾る”だけでも色んなことを考えます。
楽しみながら思考を働かせてかわいい花を見て愛おしいと感じる感性が育まれています。


ある時、らいおん組さんが小瓶を扱う様子を優しい表情で見守るにじ組さんの姿に気が付きました。花を通して思いやりや愛情が自然と生まれている瞬間を目の当たりにして、心が豊かになるってこういうことなのかなと温かな気持ちになりました。

花が咲いていたとか、雲が流れたとか、素敵だと感じたことを共有できる人がいるって幸せですね。
風のうたの感性豊かな子どもたちの紹介でした💛


(にじ組さんの活けた花)  

Posted by kazeuta at 11:03Comments(0)

2020年12月25日

ぐりとぐらのおきゃくさまケーキ

昨日のクリスマス祝会はとても素敵でしたね。
18:15~流れたRBCニュースをご覧になられましたか?
こども達のドキドキわくわくが伝わる映像でしたね~💛
風のうたの職員一同も今か今かと待ちながら大好きなこども達が流れる映像を拝見しました。
録画はもちろん、テレビの前で動画撮影をしている職員もいましたよ☺

今日のRBCニュース(18:15~)でも別の内容が流れるらしいので、時間の合う方は是非見てみてください。職員一同も、またみんなで視聴したいと思います。





さて、今日のブログではニュースに映らなかったことをお伝えしようと思います。
昨日のお食事/おやつのメニューはクリスマス仕様でした。



11月に「クリスマスの日、何食べたい?」と聞いて、こどもたちがリクエストしたメニューが盛りだくさんのランチです。
内容は「骨付きチキン、フライドポテト、ブロッコリーサラダ、コーンスープ」です。
もりもり食べて心も体もぽっかぽかな子どもたちでしたよ。




おやつもとても素敵でした💛「ぐりとぐらのおきゃくさまケーキ」です。


こども達が大好きなクリスマス絵本の一つに「ぐりとぐらのおきゃくさま」があります。
冬のある日、ぐりとぐらの家にサンタがやってきてクリスマスケーキを焼いてくれるというお話です。
あのケーキがなんと!風のうた保育園のおやつに出てきたのです!!
(サンタさんから秘密のレシピをもらって厨房さんが手作りしたのです!)

ケーキのそばにはあの二人が、こっそり見にきていましたよ。
「ぐりとぐらのおきゃくさま」は4月からリクエストの多い絵本だったので、こどもたちは憧れのケーキがおやつに出てきてとても嬉しそうでした。





11/30から毎日届いたサンタさんからの手紙、大好きな絵本に出てくるケーキ、クリスマスの歴史やそれを表現するクリスマス祝会、そして大好きなサンタさんを目撃した子どもたち…。
今年の冬も夢いっぱい愛情満点の時間を過ごした風のうたの子どもたちでした☺💛  

Posted by kazeuta at 11:21Comments(0)

2020年12月24日

クリスマス祝会

今日は、クリスマス祝会でした。(私たちはクリスチャンの保育園ではありませんが、どんな行事でも行事をするにあたって目的は出来るだけ伝えたいと思っています)

祝会は前半は静かに厳か(クリスマスイブ)バージョン!!!後半は楽しく祝う(クリスマス)に分けて行いました。





前半は、「救い主が生まれると待ち焦がれ静かにその時を祈る」を表現しています。
5歳児(満6歳)さんは、もうすぐ幼児期から学童期へと移行します。先輩たちがやっていたキャンドルサービスを心待ちにしていました。
「危機管理」が育っていることを確認し「キャンドル」をともします。慎重に・・・慎重に・・・真剣に・・・どの子も行動が伴っています。

そして、「きよしこのよる」と「おほしがひかる」をうたいました。

くじら(4歳児)さんからひよこ(0歳児)さんまで静かな穏やかな空間で一緒に過ごしています。興味深々?ほんとに厳かな雰囲気で静かです。

園長のクリスマスってなぁに?のお話を聞いた後、どこからか華やかに「MerryXmas」と聞こえてきて急に明るくなり(点灯)、みんなで楽しく赤花のトナカイとあわてんぼうのサンタクロースをうたいます。

とっても楽しそう(⋈◍>◡<◍)。✧♡ クリスマスは家庭で和を共に楽しむ習慣を大切にしたいですね。

・・・・・・・・あれ???あれはサンタさん?

窓の外(デッキ)をゆっくり歩いて外階段から1Fへ降りていきましたよ。

サンタさんは、子どもたちと遭遇することはありません。無言でその姿が消えていきました。

「今夜の夢の中に現れるとイイネ」 子ども達の反応は様々です。

「本当のサンタさんみたいだった」 「あれは00先生だよ(超現実的意見)」 「あのサンタさん、今日僕の家にも来るかなぁ」 「夜来るのになんで朝いるの?」 「絵本の中にいたサンタだよ」 「トナカイどこにいるの?}その他

いろいろ・・・・・・

子ども達は、絵本の中の世界や空想の中でみた龍や天狗、お姫様や王子様、魔法使いのおばあさんなどを「現実」の出来事として体験できます。子ども時代の貴重な時間だと言われています。そしてこの空想力は、いろいろな力を養うようですね。
(私たちも風の奏でるうたが聴こえますか?と大人の人に問いかけていますよ。萎えないようにね💛

今晩、私の夢の中にもサンタさんは現れるかなニコニコ




  

Posted by kazeuta at 16:45Comments(0)

2020年12月22日

「本当」の居場所

14年前の2006年に「琉球新報社(落ち穂欄)」で「本当」の居場所というエッセイを書いたことがあります(風のうた保育園HP園長のお部屋第3回)

そこには、子どもが信じている世界(想い)を大人が大人目線で組み替えていないか?という内容が書かれています。

(4歳まで集団生活をしたことが無い)4歳児K君が、初めて保育園の門をくぐった日の事です。「お母さんはどこにも行かない!僕を置いてどこにも行かない!!」と泣きじゃくっている際に、「お母さんはここ(保育園)にはもういないよ。お仕事へ行ったよ」と真実を話し慰めるところから話が始まります。

ところが4歳のK君は「お母さんは一度だって僕を置いてけぼりにしなかった。だから保育園の外に居るんだ。絶対に居るんだ」というK君の真実を主張し、泣きじゃくります。

大人は「仕事から帰ってきたらすぐに迎えに来るよ。今はいないから、待っていようね」と真実(本当)を伝えます。

K君の「本当(真実)」と大人の「本当(真実)」は大きく異なっています。そこで私は「それでは探しに行こうか?」と提案し、K君の真実(本当)を採用することにしました。ひとしきり探した後、公道でK君が大好きな自動車の名前を当てゲームをしました。

K君の気持ちが穏やかになったとき、「お母さんはやっぱりいないけれど、お母さんは何て言ってたの?」と聞いてみました。するとK君は「お母さんは御用があるから保育園で待っててね。御用が住んだら保育園に迎えに行くね!と言ってたよ」と朝のお約束を思い出し私に告げました。

私は「そうなんだ。どうする?」と尋ねます。K君はしばらく考えて「お母さんはここにはいない。そうか保育園で待ってないとお母さんが心配する」と私の手を引いて保育園へ向かいました。そして自ら靴を脱ぎ、積み木コーナーで遊び始めました。

その時、K君の「真実(本当)」と大人の「真実(本当)」が一致しました。・・・という内容です。(風のうた保育園HPで読んでみてください)

昨日書いた「サンタさんと会ったよ」のA子ちゃんも本当にサンタさんと会ったのです。誰がなんて言ったってサンタさんの後ろ姿を見たのです。
A子ちゃんにとってはそれが真実(本当)なんです。





大人の真実(本当)は、「きっと夢ね。」「夢を錯覚しているんだわ。」「やっぱり子どもね」・・・となるかもしれません。
大人にとっては「お母さんの側を通って見えないなんてないわ」「小さい穴に吸い込まれるなんて非現実的ね」かもしれません。「あっそう、子どもの夢は大切にしなくちゃね。合わせておこうかな」となるかもしれません。

A子さんのお母さんはこう言っています「「本当に居たかどうかなんて関係ありません。そんなことよりA子は憧れのサンタさんに会えた喜びで胸がいっぱいなんです。そのことを一緒に喜んであげたいんだよ。そう!!A子はサンタさんの後ろ姿感動し、お母さんに気付かれないか?と心配し、小さな穴から大きなお腹がヒューと小さくなってお空に吸い込まれていった驚きでドキドキワクワクしています。ホントに良かったなぁ~会えてよかったなぁ~」



「本当」の居場所は、どこにあるのでしょうか?
ニール・ドナルド・ウォシュは、「あなたの中にある真実以外に真実はない。」と言っています。

K君の「お母さんが僕をおいていくわけがない」もA子ちゃんの「サンタさんを見たよ(会ったよ)」も、K君の真実でありA子ちゃんの本当なのです。どんなに大人が「違う」と諭しても、K君A子ちゃんの「真実」が変わらない限り、そうなのです。

K君は、朝のお母さんとの会話を思い出し「あーそんなんだ、お母さんは御用があってここには居ない」となったとき、大人の真実とK君の真実が一致しました。

また、A子ちゃんのお母さんはA子ちゃんの「本当(会った事)」を大切にし、「あ~お母さんも会いたかったなぁ」と気持ちを伝えています。
※A子ちゃんは、中学生になったとき、ふと思い出し「あれって夢だったのかぁ~」とつぶやいたそうです。

「本当」の居場所はどこだろう?自分の中の「本当」を押し付けていないだろうか?自分の中の解釈だけで「本当」を押し付けていないだろうか?
寄り添うことが大事であることは頭の中では知っている。子どもたち(他者)は「頭で知っていることことを体験させ考える機会を与えてくれる。」
すべての事に完敗だ!いやいや乾杯だ💛

トトロや猫バスは、五月やメイにしか見えなかったんです(おまけ)  

Posted by kazeuta at 18:05Comments(0)

2020年12月21日

昨日サンタさんに会ったよ!!!

もうすぐクリスマスです。本当にサンタさんと会った女の子のお話です。

4歳のA子ちゃんのお父さんは、単身赴任で東京に住んでいます。

12月25日の朝、A子ちゃんは目を覚ました途端、大騒ぎでお母さんへ話しかけました。

「お母さん、あのね・あのね・A子ね昨日、サンタさんを見たの!!!。あ~プレゼントが置いてある。あのね昨日ね、サンタさんがお母さんの後ろから・・・」大騒ぎのA子ちゃんにお母さんは「なぁに?ゆっくりお話し聞かせて」と優しく微笑みました。

居間でうたた寝をしていたA子ちゃん

カサッという物音で起きたそうです。A子ちゃんは、ハッと息をのみました。

な・な・なんとサンタクロースさんがいるのです。




サンタクロースさんは、食器を洗っているお母さんの後ろをス・ス・スーと歩いて洗濯場のほうへ歩いていったそうです。
お母さんはサンタクロースさんにまったく気づいていません。カチャカチャと一生懸命お夕飯の後片付けをしていました。




A子ちゃんは「どうしよう。今お母さんがサンタクロースさんに気付いてキャーと大声出したらきっとサンタクロースさんは、A子の家にプレゼントを持ってこない」とドキドキしたそうです。

でもお母さんは、サンタクロースさんに全く気付かず、カチャカチャと洗い物をしていました。

A子ちゃんは、そ~~とサンタクロースさんのあとを追いかけました。サンタクロースさんに気付かれないようにそうーとそううーと後をつけました

サンタクロースさんは、洗濯場の天井に開いた小さな穴にスーと吸い込まれ、そのままお空に消えてしまったそうです。

A子ちゃんは「お母さん、サンタさんて本当に居るんだね。A子はちゃんとこの目でみたんだよ♪~」

A子ちゃんのお母さんは、「きっと夢を見たんだわ」と思いました。

でも・・・「そう!!よかったね。お母さんもサンタさんと会いたかったなぁ」と言いました。A子ちゃんはサンタさんの絵本を読んでもらうたびに「あ~サンタさんに会いたいなぁ」とつぶやいていたのでした。

とうとう4歳のクリスマスの日にA子ちゃんはサンタさんの後ろ姿を見て、小さな穴にスーと吸い込まれるサンタさんと遭遇したのでした。

お母さんはこう思いました。「本当に居たかどうかなんて関係ありません。そんなことよりA子は憧れのサンタさんに会えた喜びで胸がいっぱいなんです。そのことを一緒に喜んであげたいんだよ。
そう!!A子はサンタさんの後ろ姿感動し、お母さんに気付かれないか?と心配し、小さな穴から大きなお腹がヒューと小さくなってお空に吸い込まれていった驚きでドキドキワクワクしています。ホントに良かったなぁ~会えてよかったなぁ~」と思っただけなんだと♪~

微笑ましい12月のお話です(実話)



  

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2020年12月09日

サンタの手紙・・・次々と














サンタさんの手紙は、玄関のツリーの横に張ってます。




















  

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2020年12月01日

2通目の手紙♪~



12月1日に2通目の手紙が届きました。サンタさんは、風のうた保育園のツリーを喜んでいるようです。

ツリーに飾ってね・・・とプレゼントをいただきました♪~

サンタさんは、手作りのドリームキャッチャー(ドリームキャッチャーは、アメリカインディアンのオジブワ族に伝わる、子どもを悪夢から守る効果があるとされ、お守りとして使われてきました。)を🎄ツリーに飾ってくれましたよ。


 
   









  

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2020年11月30日

サンタさんから手紙が来たよ♪~

11月30日にサンタさんから手紙が届きました。





11月30日は、旧暦の10月16日十六夜月(いざよいつき)でお月さんは真ん丸ですね。
サンタさんの手紙には、空を眺める楽しみが記されています。

手紙には「~プレゼントの準備で忙しいから手紙を書くことにしたんだ。・・・毎日とりにきてくれ~」と書かれています。
一年に一回、指折り数えるサンタの日は、ワクワクドキドキする楽しい季節ですね。

さぁワタシもサンタの手紙を心待ちにしようと思います。

  

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2020年11月26日

ただいま散策中

今年の沖縄は、例年より暑い💦です。
11月・・・ツチイナゴと半袖・・・秋なのか?まだ夏なのか?
(ツチイナゴは10月頃から出現する秋の生き物です)

耳を澄ませて、目を凝らせば・・・秋色かな?

このシーンは、A保育士が見つけたツチイナゴに興味津々のQちゃんをB保育士がパチリと収めた写真です。

Qちゃんは、この不思議なお友達をジーと見つめ、握りつぶしそうでしたよ。




遠くには、散策を楽しんでいる0歳児さんたちです。

自分の頭で考えて・・・自分の心で感じて・・・大地をしっかり踏みしめて・・・ただいま散策中


  

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2020年08月08日

滑空する蝶

いろいろな蝶々がやってきますが、今日は珍しい蝶々が来てたので投稿します。

ヒメアサギマダラ?
リュウキュウアサギマダラ?
それとも???

「どちらにも似てるのでよくわかりません。オオゴマダラとは、様相が違っていました。」Facebookに書き込むと

蝶好きのお友達が、教えてくださいました。

ツマムラサキマダラという蝶のようです。


蝶の図鑑には「滑空するように飛ぶ・・・」とあります。

そうなんです。オオゴマダラの緩やかさと違って自由奔放って感じでした。

2Fの窓辺りからいきなり地面スレスレまで降りてきました。

私の鈍い動きでは、そのシャッターチャンスは訪れませんでした笑笑

やっと撮れたのがこちらの画像です












蝶の館になり始めてます笑笑  

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2020年08月07日

ねぇママ、この花じゃダメなの?

昔々のお話です。

Oママは、お友達のP子から大量の「ひまわりの種」をもらいました。

P子さんは「ねぇOママ、このひろ~い畑一面に真っ黄色のひまわりの花が咲いたらどんなに素敵でしょう!そう思わない?」
そして、P子さんは「あなたにもあげる」と言ってひまわりの種をOママの手のひらに乗せたのです。




Oママは、さっそく家の裏にある小さな庭をひまわり畑にする計画を立てました。
その庭は、手入れを怠っていたので一面にセンダン草が生い茂っていたそうです。
Oママは、さっそく鎌を持ってセンダン草を刈り始めました。






3歳のYちゃんは、その庭の端で花を摘んで遊んでいました。




Yちゃんは、「ママ、どうしてお花をとってるの?」と尋ねました。

Oママは「あのね、P子おばちゃんからひまわりの種をいただいたの。楽しみにしててね.。ママが頑張ってこの花全部刈り取るね。そしてひまわりの種を植えるの。そしたら庭いっぱい黄色いひまわりさんが咲いてきれいになるよぉ。楽しみだね」と説明したそうです。

するとYちゃんは「・・・・??? ねぇママ、この花じゃダメなの」





そうなんですね。ママにとっては雑草でも、Yちゃんにとってはセンダン草の白い花もひまわりの黄色い花も同じ素敵な花なんですね。

Oママは、Yちゃんの「この花じゃダメなの???」という言葉が、深く胸に刺さったそうです。

その後、すでに刈った場所だけにひまわりの種を植えたそうです。






  

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2020年08月03日

超デカイ幼虫???

A職員 「えんちょうせんせ~い超でかい幼虫が・・・デッキのグリーンカーテンに
   しがみついていま~す。」

園長 「え~???超でかい幼虫???ヨナグニサン???」

注:ヨナグニサンとは、鱗翅目ヤママユガ科に分類されるガの一種。前翅長は130mm-140mmほどで日本最大、昆虫の中で翅の面積が最大のガとして知られている。Wikipediaより抜粋

冗談を言いながらデッキに出てみました。




なるほど!!!デカイ!!!(この幼虫はどうやらススメガ科の幼虫らしい。)
いわゆる♪~イモムシゴーロゴロ♪のイモムシですね。

でもこの幼虫は8センチメートル(先ほど見たオオゴマダラの幼虫は7センチメートルでした)
さほど変わらないのに・・・「超デカイ」ようにみえる
そう!長さは同じくらいでも胴体が太いんです。そして色もシック。(大きいものは15cmくらいになるみたい)

A職員「この幼虫は、どうしますか?駆除します?」



そーなんです。不思議なことだけれどオオゴマダラは、黄金の蛹⇒オオゴマダラ蝶となって大方の人に可愛がられているのですが・・・





蛾の幼虫は太~くて長い。見た目もイマイチ。あまり人気ないんですね(でもコアなファンはいるようですよ)



おんなじ幼虫なのに・・・


絵本はらぺこあおむしでご存じだと思いますが、幼虫はみんな食いしん坊なんですよ。
ススメガの幼虫も葉っぱを食べつくすので「害虫」みたいなんですよ。

でも・・でも・・・毒も無いし・・・オオゴマダラと同じように生きてるし・・・一生懸命育つために食べてるだけなんです。


だから、場所を移して居場所を変える(変えさせていただきま~す)ことにしました(職員通路側のグリーンカーテンに)




A職員もほっと一安心「安堵しました~枝を移しましょうねぇ」

(農家さんや園芸家さんは実際には困っている方々もいらっしゃると思います。ごめんなさい)



子どもたちは、オオゴマダラ幼虫と同じように興味津々です。





「はらぺこあおむし」
歌詞/ エリック・カール  訳/ もりひさし

「おや はっぱのうえに ちいちゃな たまご」
おつきさまが そらからみて いいました


おひさまが のぼって あたたかい にちようびの あさ
ぽんと たまごから あおむしが うまれました
ちいぽけな あおむし あおむしは おなかが ぺこぺこ
あおむしは たべるものを さがしはじめました


そして 月ようび 月ようび りんごを 1つ たべました
それで もやぱり おなかは ぺっこぺこ

火ようび 火ようび なしを 2つ たべました
それで もやぱり おなかは ぺっこぺこ

水ようび 水ようび  すももを 3つ たべました
それで もやぱり おなかは ぺっこぺこ

木ようび 木ようび いちごを 4つ たべました

それで まだまだ おなかは ぺっこぺこ

金ようび 金ようび オレンジを 5つ たべました
土ようび 土ようび あおむしの たべたものは なんでしょう


チョコレイトケーキと アイスクリームと ピクルスと チーズと サラミと
ペロペロキャンディーと さくらんぼパイ
ソーセージ カップケーキ それから スイカですうて!


そのばん あおむしは おなかがいたくて なきました
あおむしは おなかが いたくて なきました


つぎのひは また 日ようび あおむしは みどりの はっぱを たべました
とても おいしい はっぱでした おなかの ぐあいも すっかり よくなりました


もう あおむしは はらぺこじゃ なくなりました 
ちっぽけだった あおむしが こんなに おおきく ふとっちょに


まもなく あおむしは さなぎに なって なんにちも ねむりました
それから さなぎの かわを ぬいで でてくるのです


「あっ ちょうちょ!」 あおむしが きれいな ちょうちょに なりました!



  

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